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屈折異常って何?

メガネをお作りになる時に、メガネの度数を決めてもらう。お客様が当然期待されていることです。
でも屈折異常と視力とどう違うの?

お客様から、免許の切り替えがあるので、0.7のメガネを作ってと言われることもあります。
また視力が1.5見えるから困らないよ。学校の視力検査で指摘されていないので大丈夫じゃない? などのお声をいただくこともあります。
確かに視力が良いと生活は楽になります。
ただメガネの度数と言われる屈折異常はほかの意味も持っています。

検診で視力検査は、メガネの無い裸眼視力と、今お使いのメガネでの矯正視力を確認すると思います。
しかし、体調のいい時は良く見えるけど、最近どうも疲れが取れなくて、目のかすむのも仕方ない。 午前中は快適だけど、午後にはどうしても目が疲れてしまって、市販の目薬を常用している。普段は困らないけど、雨の中の運転や、高速道路は標識が見ずらくなっている。
どうも見える基準の視力は変化しているようですね。

もうひとつ大事な視力として、屈折異常の確認をして、矯正された状態での視力があります。
メガネの度数には近視や、遠視と言った状態を決定する球面の度数と、縦横など方向によって違う度数のある乱視によって決められます。
この屈折異常は正確に測られていれば、視力が日によって変化することは少ないと思います。
ではなぜ視力は変化するのか?
それは調節によるピント合わせという大切な能力を使っているからです。
良くカメラのピントにたとえられるように、遠くのものから、近くのものまで自由にピント合わせができる仕組みになっているのはお分かりですよね。
ですが、近くにピントを合わせる時に、瞳の大きさを絞っていますが、"両目の向き"も内側に向かっていることは、あまり話題になりません。
じつは、このピント合わせという調節の能力は、両目一緒に同じ程度にしかできませんし、縦横など方向を決めて調節もできません。
ここに問題があるのです。

屈折異常が残っていたり、縦横の矯正ができていなかったりすると、目は常に緊張した状態でピント合わせをしようとしていますし、瞳もある程度連動して縮瞳して、絞りを効かせています。
当然左右の屈折異常が違えば、両方の目を同じ視力に保つのは難しくなりますし、夕暮れやトンネルの中など縮瞳していては、とても暗くなってしまいます。
この調節を屈折異常の確認の際にコントロールをきちんとできることが、メガネの度数の決定の際に最も重要になります。
幼児の検査ではお医者さんは、目薬でこの調節のコントロールをしなければならないこともあります。

ノーマンロックウェルのオプトメトリスト 子どもとメガネを選定するオプトメトリストの表情が対照的です。
ノーマンロックウェルのオプトメトリスト 子どもとメガネを選定するオプトメトリストの表情が対照的です。